インドと中東 どちらが過酷な夏か(予想気温編)

表題について、どちらが暑いかなんて結論から言えばわかりません。ただ予想気温を見ているとそれぞれの地域に特徴があるので紐どいていきます。

基本事項

  • インド・・・対象は夏は特に暑くなる北インドのデリー〜ヴァラナシ付近。夏は4〜6月。
  • 中東・・・対象はアラビア半島のクウェート、サウジアラビア等(ペルシャ湾、紅海周辺)夏は6月〜8月!




インドについて

40℃以上いく国は沢山あれど、気温の日較差(最高気温と最低気温の差)が少ない予報なのがインドの特色。最高43℃/最低38℃みたいな日もある。勿論最高気温も、40℃以上いく国の中でもずば抜けて48〜50℃予報も出ます。

※実測でも例年最高42〜48℃/最低30〜35℃幅で達するのは普通にあります。(日較差8〜10℃)

■まとめ…最低気温の予報がべらぼうに高いのがインド 予想「最低気温」40℃連発は非現実的。(最低気温が高い世界記録はオマーンの42℃)

中東について

クウェートは中東の中でも気温は断トツ。特色は最高気温が観測地点として世界屈指で48〜50℃予想は当たり前(実測値もそれに近い)。最低気温もそれに乗じて高い。但し日較差は10℃ありインドより気温差は大きい。(インドが単に日較差が少ないだけ)

■下の画像はクウェートの予想気温。大体日較差10℃設定で、ざっくり感満載…

■サウジアラビアのメッカ…此方も暑く最低気温も30℃下回らないが、日較差が大きいのがわかる。ただ海に近く盆地だからか湿度が高いので体感的に群をぬいていそう。

最後に

実測値はどこも似たりよったりだが、なぜか予報はインドと中東で異質なものになっている。湿度は中東(海沿い)に軍配か。




 

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